アドバンスド・コア・テクノロジー（東京都港区、ＡＣＴ）はこのほど、エネルギー消費量や二酸化炭素排出量を算定できる省エネ／ＣＯ２パッケージソフトウェア『ＥＣＯ2-Ｃａｌｃ（エコエコカルク）』の販売を開始した。
　同製品は、今月から施行された改正省エネ法・改正温対法に対応。輸送距離や貨物重量をベースに、荷主按分や空車処理も行い、車輌・トリップ・荷主単位で、エネルギー消費量・輸送距離・輸送重量（トンキロ）、ＣＯ２排出量を算出する。
　エネルギー消費量の算定では、『燃料法』『燃費法』『改良トンキロ法』の３方法に対応。ネルギー起源二酸化炭素排出量も併せて算定可能となっている。算定結果は、改正省エネ法での定期報告書フォーマット（Ｅｘｃｅｌ）で出力が可能。
　算定には、配送日ごとの輸送実績データが必要。既存の輸送データを取り込むこともできるが、データがない場合、同社が開発した距離計算サービスを活用することが可能。また、実測データやタリフによる距離も利用できる。なお、混載輸送時でも荷主按分が可能で、１輸送区間ごとに算出できる。
　価格は、初年度１８万９０００円。２年目以降、保守費として月額９４５０円。詳細は同社ＨＰ、http://www.act-inc.co.jp

　また、同社はこのほど、『県庁・市区町村データ最新版（２００６年７月３１日現在）』をリリースした。
　同社製品やＡＣＴ距離計算サービスをはじめ、各種ＧＩＳや地図ソフトで利用できる。同データは、同社が独自に調査した県庁及び市区町村役所データで、ＪＩＳコード、所在地、電話番号などに加え、経緯度情報を格納。また、最新データだけでなく、２００１年４月以降に廃止された旧市区町村のデータも格納している。
　データフォーマットはタブ区切りテキストファイル、ＭＩＤ／ＭＩＦ形式。価格は１台１０,５００円。
　詳細は同社ＨＰ、http://www.act-inc.co.jp