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    ネット通販サービス過剰 「有料」「送料無料」差なし

    2017年6月23日

     
     
     

     ネット通販が好調に売り上げを拡大している。しかし、ここに来てアマゾンとヤマト運輸の運賃交渉がマスコミ各紙に取り上げられるなど、世界最高水準とも言われている日本の宅配システムが岐路に立たされている。なぜ、これほどまでにネット通販が売り上げを拡大したのか。消費者にしてみれば「これほど楽なものはない」からだろう。「モノは店に出向いて買う」というのが当たり前の世代にとっても、ネット通販を一度利用すると、その快適さに驚き、次第にそれが当たり前になっていることに再度驚く。今回はネット通販サービスについて調べた。



     ネット通販の快適さは、そのまま宅配サービスの快適さにつながっている。その一番のウリは細やかなサービスだろう。今回、アマゾンで「サプリメント」を注文した。パソコンでアマゾンから6月13日午後10時30分に注文。発送されたのは翌14日。手元に届いたのは15日の正午だった。商品代金は1638円。配送料・手数料は350円。代引手数料は324円。計2312円となった。自宅に配送される10分前には携帯電話にドライバーから在宅確認の電話があった。もちろん、メールには注文時の確認メールや発送後のお知らせメール、配達のお知らせメールがあった。サービスにもよるが、この時点で受け取り場所の変更も可能だ。

     次に、「送料無料」とされている商品を注文してみた。6月15日午後1時50分にアマゾンでサンダル2980円を注文。すぐに明細メールが送られてくる。商品代金2980円、配送料・手数料350円、代引手数料324円。そして割引「350円」の計3304円。お届け予定日は16日。同日の午前9時45分にドライバーから連絡があり、10分後に配達された。商品の状況にもよるだろうが、配送費を払った商品より「送料無料」の商品の方が早く手元に届いたことになる。「送料無料」という消費者に誤解を招く表記は、やはり改める方がいいのでは…。

     日本の宅配システムは、本当に行き届いたサービスと言える。今回、ヤマト運輸など宅配大手が相次いで運賃の値上げを表明しているが、この点について物流連(東京都千代田区)の関係者は、「宅配システムを維持するには、消費者の意識改革も必要になる。2割と言われる再配達をさせないため、指定時間には在宅しておくことや、宅配荷物を企業で受け取るシステムなども普及させていく必要がある」としている。

     
     
     
     
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