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物流ニュース
千葉ト協 専門学校で講習、点検の重要性を再確認
2026年5月31日
千葉ト協(池田和彦会長)は、車輪脱落事故が増加しやすいタイヤ履き替え時期に合わせ、専門学校千葉県自動車大学校(墨田剛学校長、千葉市美浜区)で「車輪脱落防止及び日常点検実施要領講習」を開催しており、今年で3年目を迎えた。今春も3月12日に実施され、会員事業者らが座学と実技を通じて、正しい点検方法と事故防止の重要性を学んだ。
座学では、車輪脱落事故の主な発生要因や再発防止に向けた取り組みについて解説。後半の実技では、日常点検の手順やホイールナット等の適切な取り扱い方法などを、講師が実演を交えながら説明した。

実技演習では、規定の締付トルク(550N・m)に対し、400N・mまで緩めたナットを見極める体験も行われた。しかし、その場で緩みに気付くことができた参加者はごく少数にとどまり、判別の難しさが浮き彫りとなった。
講師を務めた同校教育部参与の廣瀨浩明氏は、「一つ緩んでいると分かっていても、音だけで判別するのは難しい人が多い。普段は“緩んでいない”ことを前提に点検しているため、トルクレンチを使った確認や、インジケーターなどを活用して目視で異常が分かるようにしておかなければ、緩みを見つけるのは難しい」と解説。あわせて、錆の危険性や規定オイルを使用する重要性についても呼びかけた。

また廣瀨氏は、「日頃から打音検査している人であれば、緩みに気付ける可能性はあるが、運送会社でそこまで実施しているケースは多くないのではないか」と指摘。そのうえで、「タイヤ交換は外部のタイヤショップなどに依頼するケースも多いが、交換後の増し締めが確実に実施されないまま時間が過ぎてしまうことも少なくない。こうした実態を踏まえると、ナットの緩みをひと目で確認できるマーカーやインジケーターの活用は有効」と話した。
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