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ブログ・高橋 聡
第320回:令和時代の運送業経営 労働時間詳細編(120)
2026年10月12日New!!
【労働時間詳細編】120
「頑張る運送業経営者を応援します!」というシリーズで「令和」時代の運送業経営者が進むべき方向性、知っておくべき人事労務関連の知識・情報をお伝えしています。
今号も前回に続き「労働時間詳細編」として労働時間に関する問題点、論点などを解説してまいります。(その5)
1.DX推進のための機器選定
正確な労働時間の把握のためにはDX関連機器の選定が重要です。DX推進に伴い、事務員の労働・作業内容の見直しも併行して取り組む必要があります。最近ではデジタコも進化し労働時間を把握できるタイプのものが主流になってきました。2024年問題・時間外規制の運用が必要な現状において「労働時間把握」に取り組んでいない、拘束時間しか把握できないというタイプのデジタコは選定しない方が得策と考えます。デジタコ本体で労働時間を把握できない場合は、別システム(勤怠管理システム)が必要になるためコスト増になります。
デジタコはDX推進の核となるものです。デジタコとAC(アルコールチェック)機器、点呼ロボなどと連携させ、始業・終業を把握します。運行前点検の把握を組み込む場合はAC/点呼時刻マイナス10分といった方法になります。
始業・終業についてデジタコ連動を行えば、デジタコ側の機能としては「休憩把握機能」が残ることとなり、シンプルな仕組みとなってコスト的にも優位です。

また、給与計算に必要な総労働時間、時間外労働時間、深夜勤務や休日労働の時間の把握に関しては、「デジタコ」で行うことが合理的です。
出社時に打刻型勤怠管理システムにより始業・終業をとらえることは有効ですが、打刻前後に労働以外の時間を費やしている場合には、やや不正確になるリスクがあります。2.何のための時間把握か
時間把握の目的は、正しく給与計算することです。勤怠管理を目的にすべきではありません。労働時間の把握は極めて重要で、労働時間を正確に把握できるようになれば給与ソフトなどと連動させることが必要になります。労働時間の把握のために時間入力業務に手間をかけていることは非生産的であるため、自社に相応しい機器の選定と業務フローの見直し、事務要員数の削減を目指していくこととなります。
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筆者紹介
高橋 聡
保険サービスシステム社会保険労務士法人
社会保険労務士 中小企業診断士
1500社以上の運送会社からの経営相談・社員研修を実施。
トラック協会、運輸事業協同組合等講演多数。 -
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