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    第378回:効果的なロールプレイング研修、そのポイント

    2017年2月6日

     
     
     

     特定シチュエーションでのコミュニケーション技術を習得するための研修手段として、最も有効なのは、やはりロールプレイング(以下、ロープレ)でしょう。
     電話取り次ぎから、飛び込み営業、TELアポコール、初回訪問ヒアリング、企画プレゼンテーション、採用面接、部下の個別面談まで、様々なシチュエーションで成果を上げるために、実践的な練習を行うことができます。
     例えば、TELアポコールのロープレでは、アポインター役とターゲット役の2人一組になって、実戦さながらのやりとりを行いますが、双方にとって、多くの気づきが得られる体験となるはずです。


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     アポインター役は、何とかアポイントを取ろうとする中で、自身の技術レベルを測ることができます。他方、ターゲット役は、受け身の演技をすることによって、相手の感じ方を疑似体験し、今後に生かすことができます。
     実は、ロープレの効果を最大化するポイントは、このターゲット役の感じたことを上手にフィードバックすることなのです。答えではなく、感じたことを伝えます。
     ロープレ研修の最終到達点は、〝その人らしい効果的なコミュニケーションスキルを身に付けること〟です。ですから、主体者は、ロープレを一回するごとに、自身の話した内容を振り返って、よく考えることが重要です。そのためにターゲット役は、「こうすべきだ」という答えを与えてはいけないのです。あくまでも、「こう感じたよ」と伝えるだけです。
     例えば、「もっと簡潔にしゃべった方がいいよ。例えば、あの箇所は…」というようなフィードバックは、NGです。それよりも、「なんとなく、聴いていて、イライラしたよ」と、あくまでもターゲットとして感じたことを述べましょう。そうすることによって、主体者は、自身を振り返って、よく考えることができます。
     効果的なロープレ研修のポイント、それは、ターゲット役が評価、指摘をしないことです。
    (船井総合研究所・橋本直行)
    ☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net
    ※記事は16年12月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    船井総合研究所

    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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